tomohxxの日記

麻雀プログラミング

vs Mortal

最近Equimさんの開発したMortalという麻雀AIが話題になっています。

mjai.ekyu.moe

天鳳や雀魂の牌譜をレビューする機能と、天鳳の個室に呼び出して同卓する機能があります。話題になっているのは主に前者ですが、ここでは後者を使って自作の麻雀AIと対戦させてみます。目的は評価ではなく人気に便乗お試しです(おそらく評価目的で多試合打たせることはサーバーのリソースを専有することになるのでダメかと)。Mortalは開発者の検証によりAkochanよりも強いことがわかっています。Akochanの強さは天鳳の段位において七~九段相当とされているので、Mortalが天鳳鳳凰卓レベルであることは間違いないと思われます。

自作の麻雀AI用に以下の2つのアカウントを用意しました。

  • Mar1422
  • Mar1422'

1つ目は以前に天鳳自動打ちで使用したものです。

tomohxx.hatenablog.com

もちろん名前が違うだけでそれぞれはまったく同じです。これら2体のAIとMortal 2体を個室で対戦させました。以下が牌譜です。

簡単に気になった場面をピックアップしてみます。

1試合目Mar1422'視点です。上家・下家がMortal、対面がMar1422です。親番ということで立直しなくてもまくれるので立直しないほうがいいと思います。

2試合目Mar1422'視点です。上家・対面がMortal、下家がMar1422です。立直後あと5枚のところまで引っ張られると相対的に愚形待ちの割合が高まるので、ダブルワンチャンスかつションパイではない1pを選択したと思われます。私なら安易に9sを切りそうです(これが正解かはわかりません……)。ちなみにその後Mortalから跳満を出あがりました。満貫以上で得点上昇効率が悪いのでダマで正解ですかね。

全体的な感想になりますがすごく攻撃的な試合だったと思います。私自身これらのAIのように押すタイプではなく、真似できないような行動もありました。あとAIはミスしないので一局の中での展開が速いですね。正直同卓したくはないです……。

さて、最後になりますが麻雀AI開発を引き続き頑張っていこうと思います。