tomohxxの日記

麻雀プログラミング

お知らせ

はじめに

明けましておめでとうございます。昨年の麻雀AI開発はアルゴリズムで進展があったものの、自動打ちでは期待していた成績を残すことができませんでした。なので今年も麻雀AIの開発を続け、今年中の完成を目指します。さて、今回は2点お知らせがあります。

「麻雀で学ぶアルゴリズム」について

昨年このテーマで2回記事を書きましたが、ブログではやりにくいと感じたので別の場所に書きたかったことをまとめました。

tomohxx.github.io

今後の計画について

今年はDeep Leaningを使ったAIを開発しようと思っています。Deep Learnigを使う理由は、打牌選択で押し引きを手動で調整することが難しいからです。押す場合の何切る、降りる場合の何切るはそれなりの精度で選択できるのですが、その中間の行動、「押し気味に打つ」とか「降り気味に打つ」という行動は簡単ではありません。天鳳自動打ちでは和了率が24%の一方、放銃率が15%という結果に終わってしまいました。それで押し引きの調整のためDeep Learningを使おうというわけです。ちなみに今挙げた理由はルールベースではなく機械学習を使う理由にしかなっていないのですが、詳細は今後明らかにする予定です。もっとも先行研究ではCNNを使う例が多いですが、それだけではDeep Learningを使う理由にはならないと思っています。ルールベースでは不十分とする理由が欲しかったのです。

あと、自動打ち関係で入出力についての記事も書いてみようかなと思っています。天鳳自動打ちでは入出力の部分を自分では作っていないのですが、Flashの動作保証が終了した関係で入出力の部分を一新する予定です。入出力についてはインターネットにほとんど情報がないので、まとめておくのもいいかなと思います。

おわりに

今年もよろしくお願いします。